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2015年8月30日 (日)

パリ・ブレスト・パリ 2015  その7 走行編3

一人で走り始めたものの、巡航速度が上がりませ~ん。


時間内に完走するつもりで来たのに、全然走れていない自分がふがいなさ過ぎて涙が出てくる。「ナイト引き連れてゴール時間に間に合わす!」って強く思ったのに、全然実力が伴わず。。


でもゴールまで走って帰る気持ちには全く揺らぎはない。



街の名前を写真に撮ってくればよかったのだが、どこだかわかんない途中の街の駅前のような所で、ロータリーにパン屋を見つけて入ってみる。

パンだけでなくケーキも売っている地元で人気のお店のようで、レジまで行列ができている。

Pbp2015_164

順番がきて、バケットのサンドイッチとオランジーナと水が欲しい と言ったのだが、オランジーナの発音が悪いだけで、店のおねーちゃんにぷいっとそっぽを向かれてしまった。


今まで好意的にコミュニケーションをとろうとしてくれる人ばっかりだったので、フランス人はフランス語を話せないと相手にしてくれないことをすっかり忘れていたよ。


正直言って、「日本に来るなら少しは日本語勉強して来いよ」と思う方なので、その気持ちはわからんでもないが、商売なんだから、あからさまにそっぽを向くこともなかろうに。


しばらくねばっていたら、見かねた女店主が出てきてくれて、なんとかサンドイッチ2本と水2本、オランジーナ1本を買うことができた。


ホントになぁ 言いたいことを言うだけでも、多少の言葉は勉強してこなくちゃいけないよなぁ。。

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ロータリーの片隅でサンドイッチをパクついていると、地元民と思われるおじ様に話しかけられた。 英語も交えて、PBPの参加者か? コントロールはもっと先だ って言ってるみたい?

「もうコントロールもクローズしていると思うけど、パリまで走って帰るんだ」 と英語で答えておいた。


サンドイッチもう1本は食料として背中に差して走る。 しかしなぁ。。 生ハムとチーズが入っているのに、持って走っていたまないのかしら??(^_^;)

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結果的にここで食料を調達した後は何も追加できなかったので、ここで買えたからこそゴールまで走れたのかも。


街を出てしばらく走っていると、先ほどのおじ様が車で次のコントロールの方向からやってきて、「コントロール終わってるよ~」って教えてくれたのには、ビックリ。 わざわざ行ってくれたの??
 


坂をインナー・ローでタラタラ登っていたら、いったいいつ着くやらわかんないよなぁ。

時々立ち漕ぎも交えてみるのだが、さすがに足が疲れているので、立ちあがった瞬間攣りそうな気がする。


Pbp2015_170

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そうそう、今回日本からいつものガムを持って行って、ドロップバッグにも入れていたのだが…。


往路はガムのことを思い出さず忘れていて、復路で取り出すつもりがルディアック・クローズでドロップバッグどころではなく、途中の雑貨屋で買ったのだが、あちゃらのガムはとっても噛み心地悪く、とても長時間噛んでいられる代物ではない。

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まぁおかげで走り終わった後も顎が痛くなることはなかったのだが、後でドロップバッグを確認したら、中に入っていなかった。


…家に帰ったら、ジップロックに入った塩とまと飴と一緒に淋しく私の帰りを待っていたよ orz

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1089km モルターニュ・オ・ペルシュ(MORTAGNE-AU-PERCHE)

ここも絶賛撤収中で、残っていた看板で写真を撮らせてもらおうとしたら、お茶目なスタッフのおじ様が看板を自転車の上に乗せてくれた(笑)

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もうスタンプはないと思っていたら、スタッフの女性がスタンプを押してくれ、足のチップを回収された。

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一応ご本人に写真撮っていいか聞いたものの、ブログに載せていいかは聞かなかったけど。。



さぁ、残り140kmほど? ガンバロー!!

Pbp2015_175



次のPCドリューに向けて走っている所だったかなぁ?

眠くてフラフラ走っているところをフィリピンチームに拾われた。 速い男性2人なのに、なんでこんな遅い時間にいるんだろう?? どこの国の人だかわかんないけど眠くてフラフラな白人女性を一人連れている。


「Like a rat!!」 って言われるが…。 ふえぇぇん、ハムスターごっこを頑張れってか。


曳いてもらっているわけでないのだが、彼らと一緒にいるだけで巡航速度が跳ね上がる。
このまま一緒に走れば、早くゴールに着けるかも?



  …と思ったのもつかの間。やっぱり眠くてフラっと。。 



フラッとするたびに大声で起こしてくれるのだが、20km/h後半の巡航速度が出たまま、眠くて側溝(舗装路の外は草が生えているのだが、その続きでくぼんでいる土でできた側溝)に頭から突っ込んだ!!Σ( ̄ロ ̄lll)



Pbp2015_163_2 ここじゃないけど、道はこんな感じね。



上から自転車が降ってきて、身動きできない所を救い出され、「ここで寝ていけ」 と牧草地の片隅に自転車を運ばれ、寝るように言われる。



実は頭から突っ込んだ横には、大きなコンクリートの塊があり、よくぞコンクリに突っ込まなかったものだ。


「ホントにお前は運がいい」と言われつつ、有無を言わさぬその『寝ていけ指示』はとても的確で、こんな状況に慣れてる? って感じ。


後で見たら、両足に青あざができていたが、コンクリートの塊にもつっこまず、打ち身だけで自転車も私も無事だったなんて、全くハプニングの神の差配は『生かさぬよう殺さぬよう』そのまんまのようだ。



しばらく横になっていたのだが、眠気も飛んだようだし、曇っているのに日差し?が暑いので再び走り出す。




1166km ドリュー(DREUX) 前夜は参加者で盛り上がっていたようだが…。

すでに撤収も一段落した後で、閑散とした体育館でスタッフのおにーちゃんが一人座っているだけ。

片づけられた椅子を引っ張り出して、閑散とした体育館で記念撮影。

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クローズしたコントロールめぐりの旅だが、食べ物や休む所がなくても、どこの元コントロールでもトイレが借りられるだけでありがたい。




ここでやっと撮れたのだが、街の入り口には名前のプラカードがあり、

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街を出ると赤の斜線がひかれている。

Pbp2015_178





街を出て、牧草地の中を走っていると雨が降ってきた。 

次の街でちょっと雨宿りしたものの、だだっ広い牧草地広がる中で雷が落ちる嫌だなぁ と思うけど、その時はその時で。

時々背中のサンドイッチをかじりつつ、さすがに水が少なくなってきたので、閉店しかけの雑貨屋でオランジーナを買い一気飲み。 

走行中、いったい何本オランジーナを飲んだんだろう?(笑)

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「水はない」って言われたけど、閉店した窓から覗いてみると大きなボトルならあるぢゃんっ。 残り20~30km? ボトルに残ったも少ないけどなんとなかるかな??

Pbp2015_179



途中、森のような所を走った記憶があるが、暗くなってくると幻覚がひどくなってきて全然先に進めない。


道の真ん中に大きな岩が落ちている幻覚は確か前夜も見たような…。



  そのたびに驚いて止まってみたり。






そのうち独り言で誰かと(たぶん自分?)と話していたり…。




なんの幻覚だかはっきり思い出せないけれど、ナイトメアの中に入り込んだまま走っている感じ。



コースも最後の方になってくると肝心な所の矢印もお土産に持ち去る人がるようで、矢印がなくなっている所が多い。


ラウンドアバウトに入ったら、矢印がなくてどこから出ていいやらぐるぐる回っているうちに自分がどこから入ったかわからなくなってみたり…。



GPSのルートはあるのだが、幻覚が見える朦朧とした状態では自分がどっちから来たかわからなくなるから始末が悪い。

逆方向に走りかけたら、「サンカンタンあっちあっち~!!」 って通りかかった車に教えてもらったり。



幻覚で進めず道端に止まっていたら、おフランスのパトカーが横に止まった。

げっ、おフランスでも職質? って一瞬思ったけれど、「大丈夫!!」って言ったら行ってくれた。




幻覚ではなく、少し前から後に誰か反射ベストの男性がいるなぁ とは思っていたのだが、
抜いては悪いと思っているのかなんだかわからないが、一向に抜いていくそぶりがない。


ゴール近くなって私があまりに止まるのにしびれを切らしたのか、交差点で先に行ったので、必死についていく。


コースだと通るはずの門が閉まっていたので、「こっちだ」と先導してくれたし、最後のサンカンタン池の周りはその人がいなかったらとても走り切れなかっただろう。




23:45頃、日付が変わる前に無事ゴール着♪

Pbp2015_181


最後に曳いてくれた白馬の王子様のお名前は聞かなかったが、韓国の人だそうだ。 ホントにありがとー。助かりました!!



ゴールにはゆりかさんがいて、はらぽんさんの帰りを待っていたので、しばらく一緒に待つことにする。


こんな時間なのに、まだパラパラとゴールに帰ってくる人が何人もいる。


スタンプ押してくれる所はないかと一緒にベロドロームの回りを回ってみたが、当然のようにどこもクローズ。



ここまできてやっとにこちゃんマーク(ルートを示すため? ルート上のあちこちに書かれている)を撮影できた。

Pbp2015_182



またゆりかさんの所に戻ってはらぽんさんを待っている間に途中でお世話になったフィリピンチームがゴール。

Pbp2015_183

あんなに速いのに、どうして私より後にゴールなの??



はらぽんさんのゴールを見届けて、ホテルへ帰る頃にはすっかり日付が変わってた。



最後の方で喉が痛かったし、ゴールした後寒かったしで、数年ぶりに風邪をひいたらしい。




写真の時間から推測すると最後の64kmを走るのに4時間半ほどかかったらしい。そりゃ着かんわな。



制限時間90時間のところ、101.5時間かけて帰ってきたことになる。
認定はないけれど、1230kmとりあえず全部走ったよ~!!




スタッフのみなさん、沿道のみなさん、参加者のみなさん、一緒に走ってくださったみなさん、
どうもありがとうございましたm(_ _)m












つづく

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コメント

PBPもブログもお疲れさまでした~(^-^)/
学ぶところ、沢山あるなぁ~
自分も頑張らねば・・(^-^;

お疲れ様でした。

最後まで切らさない根性でゴールという感じですね。
体育会の鑑です。尊敬します。

>黒スコさん


学ぶような所があるとはとても思えませんが、
何かの参考になれば幸いでございます(^_^;)

>星のおじ様

体育会系じゃありませんが、
もうあの状態では、「ちゃんと全コース走ってゴールする」 しか落とし所ないですからね(^_^;)

けーこさん、無事完走お疲れ様でした。

PBPは自宅からSNSをチェックして出走者の走行状況を見ていたのですが、けーこさんは途中まったく音信不通だったので、後半になってまだ走っているというのを知って流石と思いました。

こうやってBlogでまとめたのを見てみると、相当にいろいろあったのですね。落ちたの拾って食べたら石とか、終盤に眠くて…とかエピソードには事欠きませんね。根性で最後まで走ったのはスゴイの一言です。

その後の観光とかが楽しそうで、4年後は自分も何とか出走したいと思いました。本当にお疲れ様でございます!

>ばっきーさん

コメントありがとうございます。
通信事情がブログに書いたような状況なので、積極的につぶやかず、
撤収中のコントロールめぐりの旅になった頃からタグを認識するセンサーに敷かれたマットもなく、トラックも追えなくなっているはずなので行方不明者になっている自覚はありました(^_^;)

記憶があるうちにメモったりしつつ、なんとかブログにまとめましたが、
走行中の記憶はホントに混沌としすぎてます。

今回走ることしか考えてなかったので (っていう割に時間内に戻ってきてませんが)
観光とかグルメとか全くの白紙で、誰かどっか行くならついて行こうかな~ 程度にしか考えてませんでした。

もし次回行けるのなら、ちゃんと走行計画立てないと行けませんねぇ。。
行けるかどうかはわかりませんが、もし4年後も走れるならばっきーさんもご一緒に♪

こんにちは!
やはり「PBPはブルべの最高峰」な気がしています。
※もちろん「世界のM脇」さんが言うように
景色のいいBRMは他にもありますが。。。
けーこさんのあきらめない気持ちは素晴らしいと思いました。
ボクは20:00に帰ってきたので、スタンプもICゲートもありましたが、
3時間後だと無かったのですね。残念です><
もちろん大人の遊びなんで、DNFの選択は常に持っていますが、
大切なのは、無事に帰ってくることですね。
それでも、たい焼きだって頭からしっぽまで食べないとそのたい焼き美味しかったと
言えないように、PBPも完走してPBP(辛いこと多いけど)完走して良かったと
言えるのではないかとも思っています。ではまた。

>風魔堂さん

完走お疲れ様でした。
時間はオーバーしても、走れるならゴールまで走りたいですよね。
クローズしたコントロール巡りはある意味貴重な体験だったかもしれませんが、
毎回したい体験ではありません。 
もし次回行けるのなら時間内のコントロール巡りをしてゴールしたいものです。

認定外完走とDNFは別物とは言っても、ここまで時間外だと誰もゴールに辿り着いたことは証明してくれないですもんね~(^_^;)

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