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<2021.4.27 Tue.>
夕べ予定外に頼んでおいた朝ごはんがとても美味しかった。ホテルでゆっくり朝ごはんを味わうのいいなぁ。
窓の下を反射ベストさんが走り抜けていく。そうこのホテル、今回のコース上にある。 昨夜私が部屋に籠った後に泊まった参加者も何人かいるようだけど、朝お一人見かけただけでみなさん早々とリスタートされたようだ。
のんびりと朝ごはん食べて用意してチェックアウト。しまなみ海道へ。
まずは渡船で向島に渡る。
お天気いいし、最高のサイクリング日和♪
ほとんど通過後だったようだけど、たま~に参加者とスライドすると怪訝な顔をされるので、その度に「やめて遊んでるの~」と叫び返す。
ずっと気になっていたので途中でヨシダさんと桃子さんにスライドできたのは嬉しかった。膝痛とシャーマーネックでお二人ともDNF予定だとか。続行中だと思っていたので行き過ぎようとしたら呼び止められてちょっと話ができてよかった。
よねだっくさんともスライド。彼女ちゃんと完走してすごいすごいっ。1000kmオーバーは初めてって言ってたような気がするけど、宿位置の無理のなさとか只者ではない感じ。先々伸びるランドヌーズでは? いや私が存じ上げないだけでもうすでに有名ランドヌーズなのかも。
高いところは苦手なのだけど、意外と大丈夫?
サイクリスト聖地の碑
塩チョコアイス
愛媛に着いた。デンついて速攻で折り返し。
帰りの表示は尾道へ
島と島の間が近い所では水流が速くて川かと思うくらい。こんな所で村上水軍は舟を操っていたのすごいなぁ。
帰りも伯方島の道の駅へ。マリオさんに教えてもらった大三島のお店に行こうと思っていたのにタイミング合わず。それなら伯方島の道の駅で食べようと思ったら、帰りはもう食べ物の営業が終わっていた。仕方ないので瀬戸内レモンソフトクリームとみかんジュースの飲み比べ。
食べ終わる頃道の駅の売店も営業終了。えぇぇ~、道の駅の売店って15時終了なのかぁ。。 土日はもう少し長く営業しているのかもしれないけれどビックリ。
尾道から8時半頃の渡船で渡り、帰りは17時半の渡船で尾道に戻る。〆て9時間のしまなみ海道往復の旅。ド平日の火曜日ということもあって、人も自転車も少なく、暑くも寒くもなく、晴天で海がキラッキラなサイコーのしまなみ海道を堪能しました。
尾道駅からワープして早島のゴール受付にGPSを返して、前泊したホテルに戻る。
<2021.4.28 Wed.>
朝から雨。そーいえば春輝1200の間ずーっといいお天気だったよなぁ。泥除けつけてたけどいらんかったなw
自転車以外の荷物をホテルから送ってチェックアウト。再び尾道へ。
『尾道でビールを作ることにしました』と書かれた今年の年賀状にびっくらこいて、いつか伺おうと思っていたお友達(というか奥さんがお勤め人時代の会社の先輩)の尾道ブルワリーをこんなに早く訪れることができるとは。岡山まで行ったついでに…って岡山から尾道って結構遠いんですが。。
商店街の奥の奥なので駅からちょっとある。駅前のクロネコヤマトの荷物預かりはなくなったそうで、商店街の中を5分ほど歩いた所にあるクロネコヤマトの営業所なら自転車を預かってくれると聞いて、輪行状態で歩き始めたものの、組み立てて歩いた方が早くね? 押し歩いてたけど 乗った方が早くね? ということでやっとお店にたどり着いた。
古民家をリノベーションした店内奥が醸造所で、所狭しとピカピカのタンクが並んでいる。
美味しくいなぁれ
窓からのぞく緑がステキ
ふきのとうのビールを試飲させてもらった。
ふきのとうって言われたのに、頭の中には緑の長い茎がデローンと浮かぶ。頭お疲れだわ。 口に含んだ瞬間と後味にふきのとうと言えばふきのとうの苦みがうっすらと感じられる。春の尾道エールとして出されるらしい。
ご夫婦ともお元気そうで何より。仕込み中のお忙しいところお邪魔しました。
お疲れなので試飲でちょっといただいただけですでに酔いを感じる。当然帰りは駅までテクテクと押し歩き。
PEKOさんの輪行袋に入れて、ホイールは自転車靴下に別持ちにするだけなのに、なぜもっと手早くできないのだろう。ちょっと早めに着いたのに乗る予定の1本前の電車に乗り損ね。予定通りというか、それに乗らないとヤバイ電車に乗って福山へ。駅弁を買う時間くらいは余裕である。
お昼はたこめし
名古屋で乗り換えて小田原から帰ったけど、3人掛けの大荷物席には他にお客は来ずラッキー
帰ってから数日たってやっとウエストポーチによる右腰の痛みはマシになってきた。今回今までにないほど左手の指5本ともにしびれが残るし直近で折った手首にちょっと痛みが出たり、やっぱり超ロングは身体に悪いわぁ。。
おわり
<2021.4.25 Sun.>
倉吉のホテルに2時間半いて1時間はベッドの中で過ごしたのに、寝付きが悪くて全然眠れず。一瞬コトッと落ちることすらなし。1時間では起きられない気がするし後の影響も心配なので薬を使いたくないしなぁ。 自転車の上とか寝ちゃいけない時はなんぼでも寝るくせに、この寝付きの悪さはなんとかできないもんだろうか。
予定を遅らせてたぶん4時頃リスタート。
まだ朝なのに眠くなってあちこちの帝国ホテルに避難。
ドアの付いた帝国ホテルもあるけれど、入口分だけ開いている帝国ホテル多し。4面壁なので寒さはしのげる。 っていうか、せっかく宿に泊まっているのになんでちゃんと布団で寝ずに帝国ホテルに入っているのかなぁ。。まぁ帝国ホテルでちゃんと寝るのならまだしも、目を閉じてちょっと休んでるだけで寝てないし。
ダラダラと通過チェック4 ローソン蒜山長田店
遅すぎ~。ちなみにここがPCだった場合の参考クローズタイムは5:16。通過チェックなので時間は過ぎても大丈夫だが、1日目はそれぞれPCだった場合より早めに設定した自分のタイムスケジュールより1時間~30分早めに通過できたけれど、2日目はいきなり1時間押しなんですが。。 でもこの時はまだ巻き返せるつもりだった。
昨日の藤公園は写真も撮らずに通過してしまったけれど、道端の野生の藤もあちこち花盛り。
だんだん大きく見えるあれが大山?
坂の傾斜がキツくなる度に押し歩く。こんなに押し歩いていたら着かへんがな。たぶん乗って乗れない所も乗りたくないのでひたすら押し歩き。
通過チェック5 大山まきばミルクの里 有人チェックでおやつをいただきました。美味しかった~。
でもここがPCなら2時間遅れ。どーすんねんそれ? 坂が登れないからってあまりにヒド過ぎ。せめて乗って登らなあかんやろ。
大山は日差しサンサンなのに、めちゃくちゃ風が強い。そしてその風が冷たくて寒い。
登り以上に下りが嫌いなので、遅れを挽回できるはずもなく米子の海岸線へ。皆生温泉懐かしい。東光園の露天風呂好きだったな~。
境港では水木しげるロードやベタ踏み坂
通過チェック6 さくら公園 有人チェックなのに遅すぎてすでにスタッフさんはいない。
松江から宍道湖の横を通って 通過チェック7 十六島風車公園へ
”うっぷるい”なんて読めるかぁ~!! まるでアイヌの言葉みたいだ。 風車公園の風車ってまさかあの風車?? って思ってたけど、やっぱりあの風車でしたorz
ここではスタッフさんが待っててくれました。他にも数人の参加者と一緒になったけど私が最後。十六島公園からでは沈む夕日が見られないので急いで引き返すも見通しのいいところまで行くには間に合わず。
こんなに見事に海に沈む夕日はなかなか見られない。 でも日が沈むと夕闇が迫ってくる。 スタッフさんにここから出雲大社までにやっかいな登りが…と聞いた通り、初見で進むにはかなり嫌な登りが。。 寒さ耐性はかなり高い方だと思うのだけど、それでも風ビュービューでたまらないくらい寒い。メリノウールのTシャツを引っ張り出し、ショートパンツの両ポケットに使い捨てカイロを忍ばせ、たびたび風のこない所で休む。
そこからすぐ出雲大社だとは気づかず、疲れて魂が抜けてしまったので公園の多目的トイレを見つけてしばらく避難。休んでないで先へ進まんか~い。
通過チェック8 ローソン出雲大社町店
風車公園から出雲大社まで24kmほどなのに何時間かかっているのだろう。(計算してみたら4時間20分もかかってた) ちなみにここがPCならクローズは18:20。4時間45分くらいの遅れ? もはや取り戻せる気がしない。 それでも先に進むしかないので、カップヌードルで暖まってからリスタート。
どこら辺かなぁ?オロチループへ登り始める前の川沿いで、あれ?こっちで合ってるのかなぁ?? とeTrexとにらめっこしていたらバランスを崩して右へポテっとこけた。リアエンドを曲げてしまったようで、以後軽いギアに入れる度にカラカラ音がする。クロモリなのに、しっかり右脚も挟まっていたのに、ポテッとこけたくらいでエンド曲がるかぁ~?? 以前Dハンガーを曲げてRDがもげたことがあるのでカラカラ音がする度に慌ててギアを戻す。ストレスフルフル。何度か手で握ってグイっと試してみたことはナイショだがクロモリ硬くて手でちょっと引っ張ったくらいでは戻らない。きっと慣れた人ならトラブルと呼ぶほどのトラブルではないのだろうけど、私にはなんともしようがない。
登りなので度々カラカラ言わせながらなんとか登っていく。他の人たちは今頃宿の暖かい布団で寝てリスタートしているんだろうなぁ。誰にも会わない。気温がどんどん下がって寒い。道路脇の気温表示で一番低かったのは1℃かな。寒くてたびたび帝国ホテルに吸い込まれる。宿があるのに帝国ホテルに吸い込まれて全然宿にたどり着けないのは北海道一周の時のオホーツクの悪夢の再来のようだ。今回は道端の藪に突っ込んだりはしていないけれど、前回のおフランスは藪に突っ込んでオホーツクの悪夢を思い出して結局途中でやめたんだった。
かなりトラウマになっているオホーツクの悪夢だが、宿があるのにたどり着けないのはそもそも宿設定が間違っているんじゃないのか?と帝国ホテルで休みながら思い至る。1日目は多少なら頑張れるかもしれない。でも〇〇まで行ければ後が楽だから…とか自分の走力と照らし合わせてよくよく考えたら無理やと悟るべき。起きてる時と眠い時の走力の差が自分でも笑ってしまうくらい激しいのだから、早めに宿に着いて短い時間でもちゃんと寝てから走れば帝国ホテルのお世話になることもないのではないだろうか。まぁ宿を自分で決められる場合の話ではあるけれど。ブルベ11年目だけど、元々宿をとらない行き倒れ派なのでちゃんとお宿を予約して泊まることにはまだまだ初心者。
<2021.4.26 Mon>
オロチループからはしばらく下り。すっかり明るくなった道を走っていると後ろからタカトリさんがやってきた。北海道一周の時にタカトリさんの宿選びは完璧だなぁと思っていたので、今回事前にどこに泊まるか聞きそびれたのが悔やまれる。昨日会った時に「手前すぎだけど今夜は出雲」と聞いてはいたけれど、タカトリさん速いからなぁ。。
すっかり遅くなってしまったけれど、チェックアウトの時間まで庄原のホテルにドロップバッグの回収と荷物の入れ替えをさせてもらえるようお願いしていた。フロントのご厚意でチェックアウトの時間を少しオーバーしたけれど、荷物を入れ替えてシャワーして着替えてサッパリさせてもらって、さて自転車屋さん捜しに行かなくちゃ。
ここでDNFの連絡を入れたと思う。
このくらいのメカトラでDNFするなんて…と思われるかもしれないが、2日間まともに寝てない問題の方が大きい。寝てないのになんとか時間内に戻そうと無理に走っても危険なだけ。完走にこだわって無理して結局途中で間に合わなくて(すでに間に合っていないのは置いといて)討ち死にするよりも、余力のあるうちにスパッと遊びに転じた方がいいに違いない。楽しまないと遠征ブルベがもったいないよね。
庄原の街の自転車屋さんでは扱えないからとお断り。お腹がすいたので途中前を通ったお好み焼き屋さんでお好み焼きを食べながら聞いてみたら三次のサイクルショップつじのさんを教えてもらった。それって正にコースの左折ポイントの向いだわ。
広島風お好み焼き美味しかった~♪ 庄原の蛍さんお世話になりました。
三次のサイクルショップつじのさん
クロモリとはいえ曲げ戻すのはリスクがあるのでやりたくない ということで応急処置として軽いギアに入らないようにしてもらう。ネジをちょいちょいっといじって軽いギア封印できるやり方を知っていれば昨夜のストレスフルフルは軽減できただろうに。
まだコース上なのが笑ってしまうが、すでにここからワープする気満々。予定通り道後温泉につかってお疲れを癒したい。ワープする方法は?
ってすでに公共交通機関では不可能な時間らしい。 では尾道までワープは? 検索したけれど乗り換えいっぱいでめんどくさそう。ではコース通り走れば尾道へ着くはず。いやいやそれよりR184をまっすぐずーっと走って行けば尾道に着くよ。向こうから来るより下り基調だし、70kmくらいだから。 とショップのお兄ちゃんに勧められるまま自走することにしたのはすでに思考が停止していたとしか思えない。
応急処置だけでなく、ワープの方法まで考えてくれて、つじのさんにはすっかりお世話になりました。ありがとうございます。
コースよりマシかもしれないけれど、登りが度々登場。なんかあった時のためにクレカと運転免許証は持つようにしているのに、なぜレンタカーという言葉が思い浮かばなかったのか? レンタカーなら道後温泉にだって行けただろうに。
日差しを浴びながら走っていると暑い。度々眠気が襲ってくる。2日寝てないからそりゃそうだ。 眠いし途中でアイス休憩していたらすっかり冷えてしまった。どちらかというとジメっとした関西とは違う、この時期は似たようなもんの関東とも違う。中国地方の気候なのだろうか。暑いのに日陰や日が陰るととたんに寒く感じるのは湿気が少ないのかも?
途中で道後温泉をキャンセルして尾道のホテルを予約した。 元々予約していて早めにキャンセルしたのにキャンセル料を取られたホテルに結局泊まることに。道後温泉は当日なので当然キャンセル料の対象。 なんだかなぁ。。 おまけに尾道のホテルはフロント横の自転車ラックで預かるということでPEKOさんの自転車靴下をもってしても部屋への持ち込みはお断りされてしまった。ハンドルとか出ている部分で壁を傷つける恐れがあるということで輪行袋に入れて完全にしまい込むのなら部屋への持ち込みOKらしい。
フロントのお兄さんはブルベに興味津々の自転車乗りでとても気持ちよく対応してくれるだけに部屋に持ち込めないのだけが残念だけど仕方ない。
お好み焼きと尾道ラーメンが食べたいということで教えてもらった”ベッチャーの胃ぶくろ” 行ってみたら居酒屋さんで若者で賑わっていた。
お好み焼きはなかったけれど、テキトーに見繕ってもらったお料理がとても美味しかった。アルコールは飲まずにしまなみレモンジンジャーソーダめちゃんま。〆は尾道ラーメン
つづく
<2021.4.23 Fri.>
岡山へ移動。東海道新幹線の大荷物スペースが有料になったのは去年からだったかな? 車両一番後ろのスペースを5人でシェアするしかないのだが自転車1台で結構場所を取るのでできれば他にお客がいないことを願う。車内で車掌さんに確認した時は他にいなかったけど、新大阪から大荷物の男性がA席に乗ってきた。でも荷物は空いてるDE席の後ろに置いてくれたので自転車はそのまま。
岡山で乗り換えてホテルに着いたら出走受付けしに行って、おやつや位置確認のGPS(レンタル品)など受け取る。
受付場所まで何気に一山越えないといけないのは岡山クオリティ?
ホテルの道路挟んで向かいがスーパーなので夜は『誰がそんなに食べるねん祭り」を開催
晩ごはんと朝ごはんと携行食と帰ってきてからのおやつ含む。
<2021.4.24 Sat.>
早島駅を4時スタート
鷲羽山とか懐かしいなぁと思いながら最初のチェックポイントは瀬戸大橋展望所。有人チェックだと思い込んでいるのとeTrexの地図を拡大表示にしていなかったので、みんな石碑で記念撮影しているけど混んでいるからいいやと先に進んでしまった。しばらく行ってもいつまでもチェックポイントが出てこないので通りかかった参加者に聞いてみた。下り途中で無理やり止めて申し訳ない。やっぱりさっきの所だったようで慌てて戻る。
アップダウンを往復で5kmほど余計に走り30分くらいロスしただろうか。30分くらい取り戻せるつもりだったけど結局取り戻せないままその後もいつまでたっても周りは4時半スタートのCグループのフレームバッチの人たちにしか会えなかった。
通過チェック2 オリーブ園売店前広場
景色はいいけどここまでの激坂登れず押し歩く。
いただいたパンがドライフルーツとナッツがいっぱいで美味しかったー。食べ切れないので後で食べることにして半分持ち歩く。
閑谷学校 この後の丸みある塀を撮り損ねたのが悔やまれる。
この日はすーさん・桃子さんと何度も抜いたり抜かれたり。二人とも30分後のスタートなんだけどね。人と一緒に走れるのはある種の才能かも。私は自分の好きな所で止まって写真を撮ってみたり、突然速く走ってみたり、超マイペースに走りたいのでfleche以外のブルベで人と走るのはしんどくて無理~。誰かと一緒に牽き合えば速いのはわかるし、一人だとダラダラなので遅いんだけどなぁ。
作用って岡山じゃなかったっけ?(兵庫県ですっ) 離れて何年も経つし岡山と兵庫の県境があやふや。でも兵庫県に入るとなんか嬉しい元兵庫県民。
通過チェック3 ローソン千草黒土店 ここも兵庫県♪
今回のコースで標高最高地点 新戸倉トンネル ここから鳥取県へ
今回唯一のPC ローソン吉岡温泉口
残り37kmほど走って今夜のお宿倉吉へ。
つづく
AJ岡山の春輝1200kmに参加してきました。
以下、許可をいただいてごあいさつ全文を掲載させていただきます。
春の夜明け。空と大地は、ラベンダー色の薄衣、朝霧のベールを薄紅色の春風がそっと染めていきます。まるで初めて恋をした少女が頬を染める様に、空も大地も海も、薄紅色に。潮騒のメロディ、白い砂浜に光で綴ったラブレター、島影美しい朝焼けの瀬戸内海、穏やかで優しい1200kmの旅が始まります。
四国まで続く瀬戸大橋、小さな港町、段々畑、重なり合う島陰、紅色に染まった海は、白い光が溢れ、優しい時を刻んでいきます。ヨットハーバー、日本のエーゲ海といわれる牛窓、オリーブ園。そして海から川へ。時が優しく止まる特別史跡旧閑谷学校、和気藤公園、茜色の夕焼けに染まる川を北へ向かいます。千種、音水湖沿いの桜並木、三朝温泉、古くからの温泉地が点在しています。天使がそっと、春色の便箋に銀色の星の雫でラブレターを綴ります、一日目の夜を迎えます。
蒜山高原、透きとおった雪解け水、小鳥達のさえずり、若葉色の高原を遊び、大山広域農道、大山まきばみるくの里。国立公園大山は、白い春雪に、若葉と薄紅色の山桜の髪飾り。棚田の水鏡。優しい風と光が溢れます。高原から、日本海へ。巨岩、奇岩が林立する海岸線、エメラルドグリーンの海に白い荒波、荒々しさの中に咲く、遅咲きの桜の優しさ。瀬戸内海が優しい母なら、日本海は、力強い父、相反しながらも生命を育む雄大な二つの海。弓ヶ浜サイクリングロード、鬼太郎ロード、チェリーロード、水の都松江市、武家屋敷、国宝松江城、金色の夕陽に染まる宍道湖、十六島風車公園、日御碕神社、出雲大社、そして奥出雲、素朴で優しい山里、油木。二日目の夜を迎えます。出雲おろちループからは、満天の星空を。遠い昔、伝説の神話が聞こえてきそうです。そして、瀬戸内海へと優しい想いを繋ぎます。
東城、帝釈峡、朝の光に包まれる神龍湖、情緒豊かな街尾道、瀬戸内海へ。小さな島を橋で繋いだしまなみ海道。亀老山展望所、茜色の夕陽が金色に波を輝かせ、そして優しく時を紡いでいきます。四国松山へ。道後温泉をぐるっと周ります。優しい春風と波のメロディ、島影にそっと光と星のネックレスをかけて、最後の夜を迎えます。
四日目、最後の朝が明けていきます。ベンガラ色の山郷、吹屋ふるさと村、羽山渓、備中国分寺、春風と旅した1200km。遅咲きの桜、菜の花、名も知らない可愛い野の花々、優しい笑顔と、素敵な春の景色と花で1200kmのレイを作り、そっと貴方の心に捧げます。世界でたった一つ、貴方だけの一期一会1200kmアルバムに、優しい笑顔に、ありがとうの心を込めて。』
妖精さまの美しい誘い文句にフラフラと誘われエントリーしてしまったのは一昨年のこと。
本来は去年2020年開催のところ、新型コロナウイルス感染拡大のため1年延期されての開催となりました。キャンセル返金期間も設けて下さっていたのですが、キャンセルするのもなぁ と思っているうちにキャンセルのタイミングを逃し、そうこうするうちにウイルスの変異株がどうこうと一向にコロナ禍収まらない中での参加となりました。 こんな中でも開催して下さった主催者やスタッフのみなさまに感謝します。
結果は力及ばずDNFですが、忘れないうちに反省点を列挙しておかなければ。
反省その1
宿は自分の走力を考えて予約しようよぉ。。
今回24時間対応のホテルにこだわってしまって最初は350km地点の倉吉、700kmちょいの三次、1030kmちょいの尾道にホテルを押さえていたけれど、2日連続の350kmはキツイなぁ と660kmの比婆山温泉と690kmあたりの庄原にも宿を押さえてみたけれど、比婆山は19時までにチェックイン必須と書かれた民宿だし着くの無理かなぁと思っキャンセルするつもりでいたら、1週間ほど前に宿の方から「自転車の方ならお断りしたい」と電話がかかってきた。今回の参加者からいろいろ問い合わせがあったようで対応できないからお断りということらしい。2日目は三次をキャンセルして庄原一本に。とは言ってもそう距離変わんないんだよね。 3泊目は道後温泉に変更して早めに着いて温泉でお疲れを癒して最終日に300km走る計画に変更。
…だけど、初日の1日だけならまだしも、そもそも2日連続で350kmっていうのは私には無理無理~。
宿があるのにたどり着けず帝国ホテルを泊まり歩くオホーツクの悪夢再び。
反省その2
ウエストポーチを使わないのは家訓だったはず。なんで忘れるかなぁ?
リュックを背負う選択はとうの昔に捨て去ったけど、1000kmオーバーになるとボーっとしていてスマホや財布を置き忘れないように、自転車からちょっとしたもの(リップクリームとか)を持って降りるのを忘れないようにウエストポーチが欲しくなる。今回よさげなウエストポーチを手に入れて、お財布だけでなく日焼け止めやらいろいろ入れていたら早い段階から「腰痛い腰痛い」と言いながら坂を登る羽目に。
中身をお財布だけにして、それでもやっぱり腰にくるので、斜め肩掛けにして走っていたけれど、斜め掛けにしたことで身体にヘンな負荷がかかったようで帰ってから何日も経つのにまだ右腰が痛い。
長らくブルベのお供で苦楽を共にしてきた反射材マスコットが気づいたら1/3を残して千切れてしまっていて悲しい。
反省その3
寝付きの悪さをなんとかできないだろうか
1日目の宿で1時間もベッドの中にいたのに結局眠れず。もう少し時間があったら薬を使うけど、さすがに1時間ではその後の影響が心配なので使うの怖い。寝てはいけない時はなんぼでも寝てしまうのに、なんでここ一番で寝られないのだろうか。
反省その4
メカトラに自分で対応できればいいのだけど。
まぁこれはパンク以上のトラブルはDNFで仕方ないと思っているので、できればいいな程度なのだけど。今回ポテっとこけてリアエンドを曲げてしまい、オロチループへの登りで軽いギアに入れてカラカラいうたびに慌ててギア戻して…を繰り返し、ストレスフルフル。クロモリなのに、右脚も挟まっていたのに、なんで曲がるかなぁ。
応急処置をしてくれた自転車屋さんはちょいちょいっとネジを回して軽いギアを封印してくれたけど、せめてあれが自分でできたら、軽いギアに入る度カラカラいうのでギアを戻して…というストレスは軽くて済んだかもしれない。
この程度のメカトラでDNFするなんて…と思われるかもしれないけれど、一番の理由は2日間まともに寝ていないからかな。1日目は寝付けず、2日目は宿にたどり着けなくて寝られず、こんな状態ですでに予定時間を大幅にオーバーしているのに時間に追われて走ったら危ないってば。
反省点は言い訳ともいえるけど、一番の問題は坂が登れない下れない私の走力不足だな。
またブルベカードを自分で持ち帰るせつない展開になってしまった。1200km完走にはホントご縁がないようで、5回挑戦して5連敗。
つづく
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